第5回 九州町並みゼミ八女福島大会 9.30 sat. -10.01 sun.

少し前のことになりますが、9月30日に開催された九州町並みゼミ八女福島大会の「危機に瀕する歴史的建築物の再生と観光まちづくり」をテーマにしたパネルディスカッションでパネラーとして旧八女郡役所での取り組みを報告してきました。思っていたより時間が過ぎるのが早くて、まとまりのない発表になってしまったのが残念でしたが、伝統家屋の修理や町並み(農村)の観光について成果を出されている方のとてもわかりやすい話を伺ったり、修理についての考え方について日頃考えていたことを幾人かの方と議論するなかで納得できることがあったりと私自身は得ることの多い会でした。

そのなかで、古民家の改修と観光をつなげる取り組みを各地でされている方からお聞きした八女福島の印象について少し。
まち歩きをする町として大事なのが水と緑。それに魅力ある店が出来れば普段から人が訪ねてくる町になるとのこと。福島には八幡宮や無量寿院の緑があって、店も出来てきているからそこをつなぐように緑のある場所、水のある場所が出来てくればもっと人が来るようになるので、郡役所も緑のある空間になれば全体の繋がりが出てくるのでは、という提案です。
時々紹介している園芸部の集まりで、私たちは郡役所という場所が八女福島の公園のような場にしたいと思っています。観光の一つの拠点として捉えられている部分もあるのですが、地域の方達にとっても落ち着けるような場所になるようにこれから時間をかけて空間と仕掛けを作り上げていくつもりです。

それともうひとつ。八女福島には、旧八女郡役所の再生というある意味派手な事業をやっている私たちのNPOだったり個人で空き家の再生に取り組んでいる人たちがいて町並み業界(っていうのかな?)では注目されているところもあります。しかし、一方で表にはでにくいのですが、個人で所有している建物を修復されている方々も多いのです。敷地の広い町家の場合は、修理費がかなり高額になり、昔のように商売をしていて収益が上がっていた時期ならともかく現在の状況ではなかなか大変だと思います。そうした方々は代々伝えられてきたものへの強い思いで町家を維持しておられて、そんな思いも八女福島の町並みを形作っている大切な要素です。そんなことや現実の課題などを話そうと思っていたのですが、前述のとおりの下手くそなプレゼンだったのでこの場を借りて書かせてもらいました。後者の課題はまた別の機会に紹介させてもらいます。

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